ノーベルバイオケア N1 システム による即時負荷
Dr. Alfonso Caballero de Rodas
スペイン
ノーベルバイオケア N1 インプラントによる抜歯窩への即時埋入。非外傷性抜歯を行い、インプラントを口蓋側に即時埋入後、テンポラリー・アバットメントをインプラントにスクリュー固定し即時負荷を実施。
患者： 46歳女性、特筆すべき疾患なし
臨床状況：上顎右側第二小臼歯の破折。破折が骨縁下部にあり、歯の保存修復が不可能
外科ソリューション： 抜歯即時インプラント埋入、即時負荷
補綴修復ソリューション： スクリュー固定式アクリルレジン製テンポラリークラウンをインプラントに装着
手術日：2020年10月5日
部位：上顎右側第二小臼歯
術前
上顎右側第二小臼歯の破折が確認できる（左）。
歯冠破折を示す来院時のX線画像（右）。
治療計画
上顎CBCT。十分な骨量が確認できる3D画像。感染症なし。
治療計画
DTX Studio™ Implantソフトウェアでデジタル・プランニング – 13mmのインプラントとテンポラリー・アバットメント。
治療計画
DTX Studio™ Implantソフトウェアでレポート出力：
ノーベルバイオケア N1 TiUltra™ TCC RP 4 x 13mm
テンポラリー・アバットメント NB N1 TCC RP 1.5mm
外科術式
保存不能な歯の抜歯。
外科術式
抜歯窩の深さを確認 – 13mmのインプラントを埋入するのに十分な深さである15mmを確認。
外科術式
埋入窩形成の最初のステップ： オッセオダイレクターでインプラントの最終的な埋入位置を決定（左）。
2番目のステップ：オッセオシェーパーで低速回転（50rpm）、無注水でドリリングを実施。これによりノーベルバイオケア N1 インプラント専用の埋入窩形成を実現（右）。
外科術式
形成窩から取り出した状態のオッセオシェーパー（左）。
TiUltra™サーフェスを特長とするノーベルバイオケア N1 インプラント（右）。
外科術式
ノーベルバイオケア N1 インプラント埋入。
外科術式
抜歯後即時埋⼊されたノーベルバイオケア N1 インプラント（左）。
最終的なインプラント埋入位置の咬合面観 ー トライオーバル・コニカル・コネクション（TCC）の平らな面が頬側を向いている（右）。
補綴術式
テンポラリー・アバットメントNB N1 TCC 1.5mmをインプラントに装着（左）。
ポスト部を切削し高さを調整したテンポラリー・アバットメント （右）。
補綴術式
咬合クリアランス確認後、プロビジョナル・レストレーションを装着（左）。
手術当日のインプラントおよびプロビジョナル・レストレーションのX線画像（右）。
術後
インプラント埋入から2週間後の側方面観。軟組織マージンは良好な状態（左）。
周囲組織の治癒。歯間水平線維が治癒し、安定していることが確認できる（右）。
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ノーベルバイオケアN1システムインプラント治療を変える新システム
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