本サイトは、日本国内で歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。 一般の方を対象に情報提供するサイトではない事をご了承ください。
硬軟組織マネージメントコース
歯の欠損および抜歯は、骨量の喪失につながります。インプラント修復では、骨量と骨質が十分であることが、長期にわたる良好な予後を実現するための重要な要素となります。骨造成と軟組織マネージメントには、さまざまな手技があります。オッセオインテグレーション促進のために骨再生誘導法を適用し、骨造成を行うことも一つの方です。1 同時に、それぞれの症例に最適な手技や生体材料を選択すべきかも必要な知識となります。

術者のニーズに合った学習レベルを
既にインプラント埋入のご経験をお持ちの先生で、硬軟組織マネージメントの習得をご希望の場合には、適応症例拡大のためのスキルアップを目的としたこちらの応用レベルコースで次の内容を学ぶことができます。
- 骨生物学
- 骨形成と骨変化
- 骨再生および軟組織再生の原理
- サイナスリフト術
- 単独インプラント部位の辺縁歯間乳頭再建
- 顎堤および軟組織の再建が必要な症例で、骨再生誘導法(GBR: Guided Bone Regeneration)と組織再生誘導法(GTR: Guided Tissue Regeneration)に適用する術式およびマテリアル
症例選択および治療計画における要点を理解し、補綴のゴール設定を元にした治療計画立案の重要性も学んでいただけます。
参照
1 Elgali I, Omar O, Dahlin C, Thomsen P. Guided bone regeneration:materials and biological mechanisms revisited.Eur J Oral Sci. 2017 Oct;125(5):315-337.