テクニカルサポート－よくあるご質問（FAQ）
補綴関連サポート
Q: 締め付けトルク値について（補綴関連製品）
補綴用コンポーネントの締め付けトルク値につきましては、補綴用コンポーネント・トルクガイドをご覧ください。
Q: レプリカとアナログの違いは何ですか？
アナログはインプラント業界でよく使用される用語です。レプリカと同義語で、特定のコンポーネントをアナログまたはレプリカで代用することを表します。
ノーベルバイオケアでは、作業用模型で使用されるインプラントの代用品が「インプラントレプリカ」になります。同様に、マルチユニット・アバットメントの代わりに作業用模型で使用されるコンポーネントが「アバットメントレプリカ・ マルチユニットアバットメント用」となります。
ノーベルバイオケアはプロテクション・アナログもご用意しています。これは、単独歯用アバットメント、またはマルチユニット・アバットメントを使用した複数歯用フレームの装着接合面を保護するために使用されます。
単独歯用アバットメント、またはテンポラリーシリンダー・プラスチック製またはチタン製に加工した１ピース型テンポラリー・クラウンを装着する場合、接合面を保護するために「プロテクションアナログ」を使用します。 通常、補綴修復時のトリミングまたは研磨を容易にするために、「ハンドル・プロテクションアナログ用」と併用します。
マルチユニット・アバットメントを用いた補綴装置の場合、「プロテクションアナログ・マルチユニット・アバットメント用」を使用します。
Q: 印象用コーピング・クローズトレー・プラスチックは放射線不透過ですか？
はい。印象用コーピング・クローズトレー・プラスチックは放射線不透過です。
Q: ノーベルバイオケアはオールプラスチック製のUCLAアバットメントを販売していますか？
いいえ。プラスチック製パターンの焼却と鋳造での精度低下を防ぐため、ノーベルバイオケアのゴールドアダプトは精密な金合金ベースで、インプラント／アバットメントの連結面に正確にフィットするように機械加工されています。 スクリュー・アクセスホールにはプラスチック製パターンがあり、どのようなデザインのアバットメントでもワックスアップをしてゴールドアダプト・アバットメントに鋳接することができます。
Q: マルチユニット・アバットメントのレプリカはどのような材料で製造されていますか？
マルチユニット・アバットメントのレプリカはステンレス・スチール製です。
Q: スナッピー・アバットメントのテーパー角度はどれくらいですか？
スナッピー・アバットメントのテーパー角度は3度です。
Q: インプラントに使用されているコネクションタイプを確認するにはどうすればよいですか？
ノーベルバイオケア社製インプラントのコネクションタイプについては、次の画像をご覧ください。
コネクションタイプ
Q: コンポーネントのカラーコードは何を意味していますか？
アバットメントまたは補綴装置を装着するインプラント装着面をプラットフォームと呼びます。 上に示しているように、3つの異なるコネクション・インターフェースがあることに加えて、直径にもバリエーションがあります。インプラントやアバットメント用コンポーネント、および一部のパッケージのカラーコードは、コネクションタイプが同じインプラントとアバットメントの互換性を識別するためのものです。
また、ASC（角度付スクリュー・チャネル）アバットメント用のアバットメントスクリュー・オムニグリップには、識別するため、ブルーのカラーコードが付与されています。
Q: 印象用コーピングの選び方について
インプラントおよびマルチユニット・アバットメント用に印象用コーピングをご用意しています。 印象用コーピングは、クローズトレーまたはオープントレーからお選びいただけます。
多くの症例では、どちらの印象用コーピングもご選択いただけますが、 一部の症例では、クローズまたはオープンどちらかのアプローチのみが適用となる場合があります。
クローズトレー 印象用コーピングは、開口量が小さく顎間スペースに制限のある患者様、臼歯部などドライバーのアクセスに制限がある領域、また非常に敏感で嘔吐反射のある患者様に推奨されます。
オープントレー印象用コーピングは、複数のインプラントが埋入されている場合に推奨されます。また、複数のインプラントが埋入されており相互間の角度が25°以上ある場合にはオープントレー用を使用する必要があります。
クローズトレーまたはオープントレーをお選びいただいた後、以下の要件に基づいて印象用コーピングが選択されます。
- インプラント・コネクションタイプ（上記を参照）
- プラットフォーム径
- ヒーリング・アバットメントの直径（該当する場合）。 印象用コーピングの直径をヒーリング・アバットメントの直径と一致させることで、軟組織情報を模型へ正確にトランスファーすることができます。
Q: ドリルは滅菌して再使用できますか？
ノーベルバイオケアのテーパードリル、デンスボーンドリル、およびテーパード・インプラント用タップは再使用できます。20〜30回程度使用した後、または切削効率が低下した時に交換してください。 磨耗や破損したドリルは廃棄し、新しい鋭利なドリルに交換してください。
ツイストドリル、ツイストステップドリル、プレシジョンドリルおよびカウンターボアは滅菌済みで納品され、単回でのご使用を推奨しています。
Q: 製品に応じた埋入トルク値（インプラント）
正確な締め付けトルクが指定されているアバットメントスクリューや補綴用スクリューとは異なり、インプラントの場合は最大埋入トルクのみが設定されています。この最大値を下回る最終埋入トルクは臨床的に許容されますが、即時負荷または早期負荷の追加要件に基づき、負荷に関する決定に影響を与えます。
詳細に付きましては、インプラント・トルクガイドをご参照ください。
ソフトウェアサポート
- DTX Studio Implant ソフトウェアの最新バージョンの入手方法
- DTX Studio Lab ソフトウェアの最新バージョンの入手方法
- ノーベルプロセラ・スキャナーのサポート
ノーベルプロセラ・ソフトウェアおよびスキャナーについてのお問い合わせは、プロセラ・テクニカルサポートまでお問い合わせください。フリーダイヤル：0120-432-118（平日09:00-17:30）